仙台で傍聴した日のことを事業所ブログに書きました。
講義でもお話しているので、この記事では「実際にやってみる」お勧めをしたいと思います。
実際に経験してみると、自分のなかに響いてきて楽しい。
先に結論を書いてしまいました。
だからもう終わりでもいいのですが、何が違うの?と疑問を感じた人に向けて、もう少し書きます。
野球観戦に行ったことはありますか。
私は子どもの頃、ピッチャーとキャッチャーの距離が遠いことに驚きました。あれほど外野が広いなんて思ってもみませんでした。
野球に関心がない私でも、感情が動いたことは残っています。
好きなアーティストのコンサートは、スマホで聴くのとは違うでしょう。
音質ではなくて、自分に入ってくるものが違うと思うのです。
わざわざ言うまでもないと思いますが、ライブの「あの素晴らしさ」を言葉でうまく説明できません。
だから「やってみれば分かる」といった話になりそうですが、いかにもあやしい……と自分でも思います。
仙台の優生保護訴訟に話を戻します。
判決の日に原告の方々、たたかってきた弁護団の先生方、支援者の声を直接伺えたことは私にとって大変貴重でした。
感情の温度を含めて、ライブで共有する。この時間に起きていることを考える。
東京訴訟でも同じですが、裁判は少しずつ進みます。都度、その場に居ることが私に大事な何かを与えてくれる。
こうして貯まっていくものが、自分をつくっている気がします。
報道内容もチェックしますが、それは私には教材であり、パッケージ化された情報です。自分に響いてくるものが全く異なります。わがままなようですが、私は経験したことを自分用に編集したい。
あなたはライブの楽しさを既に知っていると思います。
他のことでも、あえてわざわざやってみると、見える景色が変わるかもしれません。
実際に経験してみることのお勧めでした。